1/5スケールRCガイド

[1]  1/5スケールRCとは

[2]  1/5スケールカー

[3]  楽しみ方、コスト

[4]  サーキットへ行こう!
1/5ビッグスケールレーシングは、種々のラジオコントロールカーレーシングのなかでも「ちいさなモータースポーツ」としてここ数年特に人気が高まっています。ヨーロッパを中心に、世界選手権も隔年開催されています。日本でも各地にサーキットがあり、イベントも頻繁に開催され、比較的年齢の高いファンを中心に盛り上がっています。

  1/5スケールは、その大きさから専門的な知識とキャリアが必要と思われがちですが、大きさと重さをじゅうぶん認識して安全に楽しむことに気を配れば、ほかのラジオコントロールカーにくらべて難しいということはなく、車種によってははるかに扱いやすいものさえあります。
 ここでは1/5スケールに興味のある方、これからやってみたい、という方に、1/5スケールレーシングの世界をご案内いたします。
ラジオコントロールカー
ラジオコントロールカーは、年齢を問わず世界中で親しまれているモデルカー・ホビーです。
電動モーター仕様、模型用小型2ストロークエンジンを使用したハイレベルなクラスなどさまざまなカテゴリーがあり、世界中でレースやイベントが盛んに開催されています。各カテゴリーの世界選手権も世界各地で開催され、近年は我が国のメーカー、ドライバーも続々優勝を飾っています。
1/5スケールカー
SRCJ会員が楽しんでいる1/5スケールカーは、数あるRCカーのなかで最も大きく重量感のあるカテゴリーです。全長は約1メートル、重量は10キログラムを越えます。1/10、1/8スケールカーが四輪駆動システム主体の高度で複雑なマシンであるのに対し、1/5スケールは後輪二輪駆動が主流で、メカニズムがシンプルで堅牢な作りになっています。

1/5スケールはマシンの構成が実車に近いため、整備やセッティング、チューニングなどに充実感があり、まさにモータースポーツとしてのリアリティとステータス性を持っています。走る姿も実車感覚で、じわりと車体をロールさせてのコーナリングのリアルさはほかのRCでは味わえません。

1/5スケールにはフォーミュラ1(メーカーは1/6スケールと表現)、ツーリングカー、GTからトラクターヘッド、オフロードカーまで、さまざまなスタイルのマシンがあります。トップエンドのコンペティション・マシンは専用パーツで固められ、ハイパワーエンジンを使用し、スピードとコーナリング性能を追求した、ホビーというよりは完全にモータースポーツの領域となっています。
実車のようなインボードサスペンションを持ったフォーミュラ1モデルも人気で、F1チームのカラーリングを施したマシンが1コーナーになだれこむレースのスタートシーンなどはなかなかの迫力です。
カテゴリーごとに走りの味やコーナリングの特性もちがいます。最も一般的なのはツーリングカークラスで、市販されているボディの種類が豊富です。ツーリングカーやGTはシャーシのレベルによってさらにクラス分けされることもあります。シュアなドライビングで、ノーマルカーがフルチュ−ンのマシンのラップタイムに肉薄することもあります。
我が国の1/5スケール・ホビーの愛好者は全国に存在し、関東、中京、関西、九州でそれぞれのクラブやサーキットが、その地域のユーザーの嗜好に合わせたイベントを企画しています。遠く離れた地域に遠征し、地元のトップドライバーとのバトルを楽しむ人もたくさんいます。
1/5スケールを楽しむ人の年齢や社会的な立場はさまざまです。ほかのカテゴリーのRCホビーにくらべ年齢層が高く、仕事もビジネスマン、エンジニア、医師、写真家、経営者など多岐にわたり、サーキットでの走行以外の交流もさかんです。夫婦や親子で楽しむ家族会員の存在も、SRCJの大きな特徴のひとつです。