<S.R.C.J. トップへ>

[1.フロントまわり] | [2.リヤアスペンション] | [3.駆動系] | [4.エンジン・キャブ] | [エコレーサー・メンテナンスシート]
FGエコライン/エコレーサーの整備3
駆動系の点検では、回転部のクリアランスやセンター出しがポイントです。
「エンジンがいまひとつ・・」と嘆くまえに一度チェックしましょう。
スパーギヤ
ギヤプレート
ピニオン/スパーギヤ
ピニオン、スパーとも、ギヤプレートと干渉しないよう、薄いワッシャでクリアランスを調整しましょう。ギヤを裏返して付けている場合、ギヤプレートに接触する事が多く、注意が必要です。スパーギヤを保持しているギヤキャリア内のダンパーラバーは硬化してゆるくなったり、裂けたりしていないか確かめましょう。ダンパーラバーが収まるへこみにはオイル混じりのゴミがかたく付着しています。細いマイナスドライバーなどで落とします。
ギヤキャリア外周も磨耗します。ギヤのセンターがゆれるようなら交換しましょう。
ピニオンギヤ、ギヤキャリア、ギヤプレートはエンジン、排気系などの熱、排ガスのオイル汚れなど、樹脂パーツには厳しい条件がそれっています(特に夏場)。できれば金属製をおすすめします。

カウンターシャフトの組み付け
カウンターシャフトの組み付け
カウンターシャフトは片側がエンジンに固定されたマウントで、もう一方はギヤプレートで支持されています。この2点を、シャフトがスムーズに回転するよう慎重にセンター出しします。
1. まずギヤプレートと左エンジンマウントを仮止めし、カウンターシャフトを通します。ブレーキなどはまだセットする必要はありません。
2. シャフトがすっと入り、スムーズに回る位置をさがし、エンジンマウントとギヤプレートをそれぞれ慎重に締めてゆきます。センター出しができたらシャフトを抜き、すべてをセットしながら組みます。

リングギヤとの調整
3. カウンターシャフトにCクリップをはめ、スパーギヤを通し、ベアリングインナーだけに当たるような細いワッシャを挟んでギヤプレートに通します。ブレーキ関係をセットし、右端にドライブピニオンをセットします。
ドライブピニオンがデフのリングギヤと合う位置にくるようワッシャで調整し、シャフトの左右のクリアランス(ガタ)をほんのすこしとります。
バックラッシュ調整
4. カウンターシャフトはエンジンと一体となっているので、リングギヤとのバックラッシュ調整イコールエンジンの位置決め、です。
ギヤにパーツの入っていたビニール袋を噛ませてセットすると簡単です。エンジン全体がななめにならないように注意しましょう。

ピニオンをセットして手で回転させ、ギヤトレーン全体がシャーっとスムーズに回転すればOK!

S.R.C.J.ミーティングなどでピニオン/スパーギヤを裏返してセットするケースをよく見かけます。

このメリットは・・
1.ギヤキャリアがギヤの左右方向を規制してくれるので、Cクリップが飛んでもはずれにくく、振れも少ない。
2.軸受けに近いため、首ふりがすくない。
3.裏がえすとギヤ直下にシャーシの張り出しがあり、ここがガードとなって路面の異物を噛むことが少なくなる。
4.アルミギヤキャリアの場合、金属光沢が美しい!
などです。

デメリットは、
ギヤ比変更などでスパーギヤを交換するさい、カウンターシャフトの位置決め(ガタ調整)をそのつど行わねばならない、スパーギヤの歯数表示が読めない、ピニオンギヤとギヤキャリアのクリアランスがぎりぎり、などの点が上げられます。

[1.フロントまわり] | [2.リヤアスペンション] | [3.駆動系] | [4.エンジン・キャブ] | [エコレーサー・メンテナンスシート]

<S.R.C.J. トップへ>