予選 今回8mmの排気プレート(オフィシャルより配付)装着によって戦われたツーリングカークラス。予選がおこなわれた日曜日の午前中はあいにくのウェットコンディションであった。しかしながらゼッケン6番、日高選手は予選1回目のコースオープンと同時に果敢にチャレンジ! テールスライドをたくみにコントロールしながら計測ラップをメイクした。その熱い走りに触発されてか根本、鈴木、坂口選手もコースインするが、唯一30秒台をたたき出した日高選手がトップとなった。 続く予選2回目はコースコンディションもかなり回復し、まってましたとばかりに続々とコースインする有力選手が好タイムを連発、ゼッケン9番の石崎選手が35秒台をマークすることで見事トップクオリファイアーとなった。2番グリッドには日高選手が、3番手には佐藤亜紀選手がつけた。
1ヒート 完全ドライで迎えた決勝レース。スタート直後に抜群のダッシュを見せたアキちゃんが前を行く日高選手をパスして2番手に浮上! 逃げる石崎選手、それを追うアキちゃんという態勢でのオープニングとなった。そして早くも2周目、右S字からの短いストレートでなんとアキちゃんが石崎選手をインを捕らえてトップに! その後も緊張のまま2台での大バトルとなった。 抜かれた石崎選手は果敢にアキちゃんを追うが、アキちゃんも会心の走りを続けてそれを寄せ付けない。結局この状態のまま25分が経過し、見事第一ヒートはSRFのアキちゃんがトップでゴールした。3位の坂口選手以降のクルマを全てラップするという熱いトップ争いであった。アキちゃんのマシンを整備したSRFのシンちゃんは目頭を熱くしながらその勝利を喜んでいた。
2ヒート 続く第2ヒートもドライコンディション。しかも路面がかなり仕上がってきて全車が好タイムを記録した。そして注目の2台のバトルは・・・・・。フロントローから好スタートを切ったアキちゃんは第2ヒートも快走。が、しかしセッティングを大幅に変えて挑んだ石崎選手のポルシェがストレートの伸びでほんの少し勝り、そのわずかなアドバンテージを有効に使ってアキちゃん号をオーバーテイク! 抜かれたアキちゃんも果敢に食い下がり一時はまたしてもトップに躍り出るかと思わせるシーンもあったが、結局石崎選手がトップを守りぬいた。3番手には中盤から独走態勢で好ポジションをキープした坂口選手が、4番手にはニュービートルの使い手、根本選手がそれぞれ入賞した。トータルのポイント争いでは同ポイントの石崎、左藤両選手において、第2ヒートを優先するというレギュレーションの適用により石崎選手が見事総合優勝を獲得、アキちゃんは惜しくも2位となったが素晴らしい内容のレースを見せつけてくれた。また6位と7位の下瀬、鈴木両選手も同ポイントで同レギュレーションが適用された。
注目の今回もっとも印象的であった選手に送られる”モストインプレッシブアワード”は、雨の中で果敢に予選にチャレンジし、決勝第2ヒートのスタート直前にクラッチを壊すも、なんとか修理を終わらせ、ゴール5分前にコースイン! 最後まで思いっきりレースを楽しんだゼンッケン6番、日高豊光選手に贈られた。オメデトウ! |